新型コロナウイルスに関しましては、ここ二年にわたり人類に大きな影響を与えています。それは単なる病気としてだけでなく、感染予防に関する規制なども含め、生活環境までも大きく変化させてきました。

我々鍼灸師の立場としましては、医療に携わる職業にかかわらず、制度上の医療的な役割は与えられず、ワクチンなどの先行接種もなく、他の飲食店様・学校・商業施設などと同じく、感染防止に努めることに全力を注いでいます。

治療をさせてもらえないということは医療人としては、心もとないことですが、指定伝染病である以上受け入れざるを得ないことで、コロナ患者様に関しましては、どこか自分の治療対象ではないと思っていました。

しかし、夏あたりからコロナの後遺症に悩まされている患者様についての報道などが増え、当院にもコロナ後遺症の患者さんが見えるようになりました。

コロナ後遺症につきまては、鍼灸院で治療行為が可能です。むしろ通院されているお医者様から漢方薬などを進められることもあるようです。

当ブログでは、当院に通院されていた、コロナ後遺症で悩まれていた患者様が新年1月より職場復帰されるということで、患者様了承のもと一例紹介させていただきます。

コロナ後遺症