日和堂はり灸院
(TOP)
時間 料金 場所 健康保険 鍼灸適応症 日和堂の
コンセプト
ブログ
院内案内 治療の流れ 訪問治療 鍼灸Q&A 勉強室 リンク


上焦神蔵
膈より上が上焦
神蔵とは両乳の間、膻中に位置する心臓のことを言う
心は人身の本であり始まりである先天の神を蔵する
心はその神の舎で神はその中に蔵される主人
だから心臓と言わず神蔵という
先天…人身がまだ生じる以前
後天…すでに生れ落ちた後
先天の神…父の一滴の精の中に自然に存在する一気(交会の時、父の膻中に交感する一気)
⇒子の神となり膻中に蔵す
人が始めて生じるのは神精による⇒人の神精は父母の神精を受けている
神は陽で、精は陰であるので神は陽である上焦に留まり、精は陰である下焦に留まる
父の一滴の陰精がその胎となるが、精だけでは胎とはならない
⇒精は陰。陰は収蔵して発生しない。
⇒精中に自然に神陽が存在する。
⇒精は陰とし水とする。坎の象
⇒水がよく物を生じるのは、坎中の陽によるもの。
精が生になるのは、神によるもの。
神が生となるのは、精に舎る活動的な気である能気があるため。
⇒神が無いと生となれず、精がなければ神は存在できない。
神と精との二つは、生命の根、万物の源
 
第一節 精神

神精 先天 父から享ける 清浄悴明 人が母に舎る間は無心の草木と同じで七情は起こらず、泄精もしないが生後は情志が起発し色欲泄精し、気や精を多く使うようになるので、先天だけでは長期になって保てない
後天 水穀から生じる神精 清中の濁 母乳、水穀の精気を用い先天の神精を補足する

 
第二節 水火
腎=水臓   
水中の陽気=先天の元気(命門の火) ←心の神とは別の物【神に起因しこの火があり、この火に起因して神明がある】
 
第三章 天神
人の神の本源とは?
天地が開闢し人が始めて生じたのだから、天そのものを父とし、地そのものを母として人の形となる。
神は天から直接受けた神気でありそれが次第に受け継がれている
  
第四節 心血
神は無形の気なので、開いていない赤い蓮華のような心臓の中の血液中に神気が含蔵されている
神は燈火 心血は油汁の様なもの【仲景は、神は魚水は心血といっている】←心血が無いと神気が宿ることが出来ない(征忡)
南方離火 陽が極まり一陰が生じる 心の陽中に一陰の血
北方坎水 陰が極まり一陽が極まる 腎の陰中に一陽の気
 
第五節 五志
肝の志 神気 五志は七情とともに神気の発動により出現
※志は同時に出ることはない←神気がその情に向かっているから
心の志
脾の志
肺の志
腎の志
五臓は五志を分けて主るわけではないが、五行は五臓に配される為、五臓にはそれぞれに主る所、発する位置がある
 肝  木は春に応じ発生する勇猛の木 肝木の発生により怒気が生じる
火は散じて開く 火が開いて散じることで喜びを生じる
土は中宮に位置して四方に応じる 四方の事柄を集めて抱くことで思いが生じる
金は収斂粛殺し物を痛める 気が収斂して痛むことで憂いを生じる
水は順下して低い場所に降りる 気が下に陥ることで恐れを生じる
五志七情は、五行の気象に応じてそれぞれ分けて主るところがあるとは言ってもそれを総べるものは神気
標(五志を五臓に配する) 五志五情の病は、その神を治療することを主として、
その志の及ぶところの臓位の治療を兼ねる
神気の激 肝木逆上猛悍の勢いに及ぶ
神気の緩 心火の開散の勢いに及ぶ
神気の結 脾土の四方に寄せ応じるものに及ぶ
神気の収 肺金の収斂殺痛の気に及ぶ
神気の陷 腎水が下って昇らないものに及ぶ
 
第六節 五液
眼涙、鼻涕、口津、二便、汗液の類も五臓に分けて主るが、諸津の根本はすべて腎に属し下焦に弁別する
目に開竅 涙は肝の液 これらはすべて標で、根本は腎に属す
鼻に開竅 涕は肺の液
肛門 大腸の末 大便は大腸の液
前陰 膀胱に通じる 小便は膀胱の液
口に開竅 涎は脾の液
五藏六府の気液の治療についても心腎の神精を補うことを主にするべし
EX 肺気の虚  神を主に補し肺を補す
   肺燥     腎精を主に補し、肺を潤す
   心血不足  腎精を主に補し、心血を補す

諸々の陰虚は腎に属す
諸々の気虚は神に属す

本と標を理解して治療すべし
 
第七節 神用
視聴臭味 神気が主となる
手足の動き
寒熱や痛痒
心は自ら七竅を持ち、神気がここから通明遊行して全身の諸用をめぐる【一寸の燈火でも、その光は万方を照らし出すようなもの】
眼は肝の竅だけど、視て赤黒を見分けるのは神気 治療は神を兼ねるべし
五味は脾の竅である口に発するが、味を分けるのは神
 
第八節 神昧
風痰、瘀血の類が神の七竅を閉塞させる⇒心神の気化が外に通明遊行できない⇒全身の用がすべて妄乱
※ 燈火が蔽われて万方すべて暗し【風痰、瘀血などが心竅を閉塞させるさま】
 
第九節 心気肺気
神気 心に蔵される万事の主宰
形気 心神から出て肺臓に属す
『素問』生気通天論(03) 『陽気というのは、天と太陽のようなもの』
陽気 天気 充満する無形の陽気 形気 全身に遍満して温かいもの
太陽 陽気の精枠 神気 遍満している陽気の中にあり至精、至枠、通明なるもの
心神と形気は体と用の関係で離れることがない
しかし治療では両端に分かつ
EX 頓死…心神の気の絶
   中風の半身不随…形気の病 神気まだ絶せず
 
第十節 神陽位心
『素問』金匱真言論  『人身の陰陽は、背を陽とし腹を陰とする』
膺脇の肋骨は脊背から岐かれて胸に結ぶ⇒鳩尾より上は脊背に属し陽部とし、下は背部を離れ腹とし陰とする
『霊枢』九針十二原(01) 『陽中の太陽は心、陰中の太陰は腎』
心は陽蔵で陽の部位 腎は陰蔵で陰の部位
精神がすでに生じても養われないと絶えてしまう⇒神から気が分かれでて、精から血が分かれでて気血が精神の通路となって精神をめぐらし養う
気血は用 精神は体 体用は互いに根ざして離れない
用は体から生じるが、体と陽が離れると用が体を養う
気は神の枝で全身に満ち温めるもの⇒形気とし肺に属す
肺は何故金臓か?
肺は気を舎す⇒ 気は神陽から出るが用は陰に属す⇒ お湯が息で冷める 『易』に陽中の陰は
少陰、金を少陰とす」
※気は神という陽の中から出た少陰で
肺は気を蔵すので金の臓とする
息に露液をふくむ
息は白い(陰の色)
血は精の枝で全身に満ち潤わせるもの⇒肝に属す
肝は何故木臓か?
肝は血を舎す⇒ 血は精陰から出るが
用は陽に属す⇒
陰は静で不動だが、血は全身
をめぐり止らないので陽
『易』に陰中の陽は少陽
木を少陽とす
※血は精という陰の中から出た少陽で
肝は血を蔵すので木の臓とする
血は赤い(陽の色)
こうして肺心肝腎の四臓は四行に配す
 
第十一節 肺肝位心腎之上
精神は根、気血は枝 
何故枝である気血を蔵す肺肝が、根本である精神を蔵す心腎の上に位置するのか?
⇒草木の類に根は下にあり、枝葉は上に発するのと同理
 
第十二節 形生於気
形は気から生ず 形が出来ても気がその形を養う
形が気を生じる始めは、その気は必ず水中に舎る
まず中焦 神気精血へ
蒸し出される
薬気が陽分へ 中焦で蒸されて気分をめぐり神を助ける
薬気が陰分へ 中焦で蒸されて血分に注ぎ精を助ける
※詳しくは『素問』経脈別論(21)で
 
第十三節 気海
水穀の海
衝脈 十二経の海
髓の海
膻中 気の海
 『霊枢』海論(33) 四海の理





南方の陽火 上焦 心の中に
陰血
離(火)
一陰が陽を
助ける
心の心血が
上焦の陽を
助ける
当帰の
血薬
膻中・気海に全身の陽気が集まり会す
独陰独陽は存在しない 治法
水穀 胃の中に入る
蒸し出された気が膻中に会集する
これが呼吸をさせ、肺気を助け、心神を養う【宗気と呼ぶ】
北方の陰水 臍下の気海、陰中の陽坎中の気【命門の気】が集まる 腎の中に
陽火
坎(水)
一陽が陰を
助ける
腎中の陽火が
下焦の陰を
助ける
附子の
陽剤
下焦
 
第十四節 病似無神虚
気血精の虚証が多いが、神虚の病症は何故少ない?
神は全身の主人で諸邪は神を犯しても、心包が犯され本の心神は傷られない
『霊枢』邪客(71)論 『心は五藏六府の大主、精神の舎るところです。その臓は堅固で邪気を容れることがありません。もし邪気を容れるときは、
心が傷られています。心が傷られると、神が去り、神が去ると死にます。ですから諸邪が心にあるということは、心の包絡にあるということなのです。』
心の病 包絡の病 心が病み神が虚すと必死の症 眞心痛、眞頭痛の類は邪気が直接神をうつ必死の証
治法無し←気血精は薬力で補える
神虚の症 神気が疲れているだけ


時間 料金 場所 健康保険 鍼灸適応症 日和堂のコンセプト ブログ
院内案内 治療の流れ 訪問治療 鍼灸Q&A 勉強室 リンク

Copyright (C) 2006-2009 日和堂はり灸院, All rights reserved.